よいスーパーで効率的・快適に買い物をしよう
上手に家事の手を抜き、より安く、より効率的に買い物をするためには、“よいスーパーマーケットの見分け方”を知ておくことも大切です。専門的には、入り口付近に旬の果物が置いてある、原産国や原産地・生産者などの情報が明示してある、精肉のパックを平積みしていない、砂糖や醤油など日用品の通常価格が安いなどいろいろなチェックポイントがありますが、そういう難しいことは全て忘れてしまいましょう!
今まで大中小、チェーン展開の店、個人経営の店をいろいろ見てきましたが、高齢者が笑顔で買い物をしている店は、商品価格も安く、質や鮮度のいいお買い得な特売品が豊富。年金暮らしで限られたお金で暮らしている高齢者も、大満足の店である可能性が高いでしょう。
さらに高齢者は、若い人たちに比べてどうしても体の動きがスローモー、杖や歩行器代わりのショッピングカートやシルバーカーを使う場合も多く、それでも見やすい陳列や価格表示、通りやすい通路を心がけ、何かあったらすぐ店員がめざとく見つけ手助けしに飛んでくる、いつも笑顔で「おじちゃん、おばあちゃん、こんにちは。いつもお元気ですね」などの声かけを励行するなど、高齢者が笑顔の店はすべてにわたって神経が行き届いている可能性が高いのです。そういう店は、幼児や子どもを連れたおかあさんや家族連れなど誰に対しても優しい店ですから、近所にそういう店がないか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。もしどこにあるか判らない場合は、地域の高齢者の情報網とシビアな批評はすごいですから、お知り合いや近所のおじいちゃん、おばあちゃんに聞くのがいちばんです。