「面倒くさい」をやっつけろ!
健康や美容、体力作りのためにウォーキングやスポーツジム通いを始めようと決心した時。その、せっかくの決心を阻むのが、“でもやっぱり面倒くさい”という思いです。
「銀行に行ったり、買い物に行ったり。しなければならないことが他にある」
「思ったより外が暑い、寒い。ピッタリのウエアを持ってないぞ」
「あれ? トレーニングウエアやランニングシューズが見つからない」
「持って行こうと思ったペットボトルやバッグが見つからない」、etc。
もともとイヤなことなのですから、できない言い訳はいくらでも見つかります。ポイントは、言い訳ができないように“行かざるをえない状況”を用意してしまうことです。
具体的には、
①時間が空いたら、暇になったらではなく、何曜日には仕事や家事が終わった後、何時から運動をするとスケジュールを決める。ただ漠然と思うのではなく、パソコンやケータイ電話に予定を書き込み、その時間にアラームが鳴るようにしましょう。
②まずは運動をすることそのものではなく、運動に関するイメージを自分の脳に覚えこませる、習慣づけすることが大切です。
③買い物などの他の予定は、ウォーキングやジムの行き帰りにすませる。
④トレーニングウエアを、部屋の中の目につくところに吊るし、すぐに手に取れるようにしておく。
⑤スポーツジム用のバッグを一つ作り、トレーニングウエア、シューズ、着替え、タオル、ペットボトルなどを一まとめにし、あれこれ捜さなくていいようにしておく。いつも定位置に置いておけば、出かける時はそのバッグをひょいと持ち、後はケータイ電話や財布、鍵など必要なものをプラスすればいいのです
思い立った時に身軽に出かけられるようにしておくことが、スポーツに限らず、心理的ハードルを低くして行動に結びつけるポイントです。